https://www.udiscovermusic.jp/stories/best-female-drummers

女性ドラマーは少なくとも19世紀から存在している。たとえばイギリスのフォーク・バラード「Female Drummer」を例にとってみよう。そのタイトルからもわかるとおり、この曲の主人公は女性ドラマーだ。彼女は恋人の後を追い、男装をして軍隊に入り込む。最終的には女であることが発覚して家に送り返されてしまうが、彼女のドラマーとしての手腕については誰も文句を言わない。実のところ、彼女は”最高のドラマー”として認められていたのである。

今回は女性ドラマーを代表する25人のミュージシャンをリストアップしてみた。ここに挙がっている人たちは、ジャズ、パンク、ロック、ポップスなどのジャンルから選りすぐった最高のラインナップである。彼女たちは、あの「Female Drummer」に描かれた女性ドラマーの伝統をしっかりと受け継いでいるのだ。

1位 : シンディ・ブラックマン

2位 : シーラ・E (プリンス)

3位 : モー・タッカー (ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)

4位 : ニッキー・グラスピー (エンス・パワー)

5位 : ボブバイ・ホール

6位 : テリ・リン・キャリントン

7位 : メグ・ホワイト (ホワイト・ストライプス)

8位 : スー・ハジョポウロス (ジョー・ジャクソン、シンディ・ローパー、シンプル・マインズ)

9位 : カレン・カーペンター

10位 : ジョディ・リンスコット

11位 : サンディ・ウェスト (ランナウェイズ)

12位 : ジャネット・ワイス (スリーター・キニー)

13位 : ジーナ・ショック (ゴーゴーズ)

14位 : ハニー・ラントリー (ハニーカムズ)

15位 : ケイト・シェレンバック (ルシャス・ジャクソン)

16位 : サマンサ・マロニー

17位 : パティ・シュメル (ホール)

18位 : ヴィオラ・スミス

19位 : リンダ・ピットモン

20位 : ジョージア・ハブレイ (ヨ・ラ・テンゴ)

21位 : ディー・プラカス (L7)

22位 : デビー・ピーターソン (バングルズ)

23位 : テネシー・トーマス (ザ・ライク、ジェニー・ルイス)

24位 : ドティー・ドジオン

25位 : クラウディア・ゴンソン (マグネティック・フィールズ)